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FM Towns: Free Software Collection 11
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Text File
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1995-08-09
|
6KB
|
170 lines
┌──────────────────────────────────┐
│ EupRec v0.99 │
│ ドキュメントファイル 95-08-09 │
└──────────────────────────────────┘
□ 初めに
初めまして、Myurikaです。このツールは基本的に
486環境を推奨しております。
新参者なのに、いきなりヘビィですがお許しください。
□ 動作環境
ハード
CPU 486推奨
RAM 2M必須
6M以上推奨
HDD 推奨
ソフト
Towns-OS v2.1なら動作すると思われます
コンソール
FM音源タイマ以外で動作するコンソールを推奨します
□ 開発環境
ハード
FM Towns II Fresh-E
RAM 8M
HDD 260+340M
ソフトウェア
Towns-OS v2.1 L40 + MS-DOS v6.2
High-C Compiler マルチメディアキット v1.7L12
HEat v1.02 (TaroPYON様 感謝)
MMAKE (MIYAZAKI様 感謝)
CONSシリーズ ( Bye様 感謝)
□ 起動まで
最初に、適当な方法で適当なディレクトリにインストールしてください。
以降のパスはインストールしたパスに読み変えてください。
インストールすれば、
run386 euprec
で起動するはずです。
□ 起動オプション
起動時に、'-'か'/'で始まる文字列をパラメータとして認識します。
…と言っても、パラメータ以外の文字は無視されますが。
-?
ヘルプを表示します。
と言ってもエセ英語表示なのでマニュアル(これ)を見たほうが楽です。
-d : Deray start
EUP演奏開始を1小節遅らせます。
このオプションを指定しても、ループ時には(2回目以降の話)
1小節遅れません。
このオプションを指定したとき、演奏がおかしくなるかも知れません。
その時は指定をやめてください。
-e : Endress play
EUPをループモードで演奏します。
-f : Freq. set
サンプリング周波数を指定します。
単位は'Hz'です。
-i : Input file
入力ソースファイル名を指定します。
指定しないとエラー終了します。
(例) -irec.eup (rec.eupを指定)
-l : verocity Level filter
入力ソースファイルのベロシティをコントロールします。
単位は'%'です。
解説
大抵の内蔵音源用EUPファイルはそのままサンプリングすると
音が割れてしまいます。これは内蔵音源の音量レベルが
私達が思っている以上に大きいためです。
音が割れるようなことがあった場合、音量のバランスは多少
壊れますが、-l50位を指定することをお勧めします。
-o : Output file
出力ファイル名を指定します。
指定しないと、入力ファイル名の拡張子を'.SND'に変えるか、
カレントディレクトリに入力ファイル名で出力するかのどちらかです。
-s : sampling Size
サンプリングサイズを指定します。
単位は'Byte'ですが、数字の後ろに'k'や'm'を付けることによって
'KByte'や'MByte'単位にする事もできます。
(例) -s1m -s1024k -s1048576 (この3つは等価です)
解説
サンプリング時間は、このサンプリングサイズとサンプリング周波数
との兼ね合いで決まります。
基本的には、(Size(Byte))/(Freq(Hz)) = (time(sec)) です。
従って、1Mバイトサンプリングする場合、周波数19200Hzで
約54秒の録音が可能です。
-t : Trigger level
トリガレベルを指定します。
単位は'振幅数'です。
解説
トリガレベルというのは、サンプリングを開始する時に、
どれくらいの入力があれば良いかを指定するものです。
0~127の値を取りますが、127を指定すると多分戻ってきません。
2とか3とかの指定でも、EUP再生開始地点を見つけるくらい
どうと言うことは無いので、余り大きな値は指定しないように
しましょう。
□ その他制限事項など
基本的に全てのデータをオンメモリで処理しますので、
高品位、長時間の録音には大量のRAMが必要となります。
また、音色読込ルーチンはスタックの消費が激しいために、
自作ルーチンを使っていますが、万が一バグがある場合、
音色を読むことが出来ません。
現時点ではCUIであるために、録音終了時にディスク上の空きがないと
メモリ上のデータは破棄されます。
これを回避する方法はありませんので、ディスクの空き容量には
気をつかってください。
SNDドライバを初期化しているために、FM音源タイマを用いている
コンソールエミュレータ上では一切のメッセージを読むことが出来ません。
FM音源タイマを使用していない、もしくは割り込みをしていない
コンソールエミュレータ上での動作を推奨します。
□ 諸権利等
全ての著作権は私Myurikaが持っています。
再配付は自由ですが、著作権を偽る、著作権が他者に移るような事をする
等のマナーに反する行為があった場合、それを禁じます。
また、再配付の承諾も要りません。出来たら連絡欲しいですけど。
また、このツールを使用して起きた一切の損害は、
私に責任が無いものとします。
このツールを使用して出来たSNDファイルの著作権は基本的
には使用者にありますが、元のEUPファイルやFMB、PMBファイルの著作権等
問題がある場合がありますので、注意してください。
□ 四方山話(よもやまばなし)
はい。これで終わり。長かったな~。
審査通ってたら、僕が音楽データで使った音色にこのEupRecが
使ってあるので、聴いてみてくださいな(宣伝)。
いま、リンクファイル見て、「ありゃ、スタック多いや」と思ったので、
修正してみました。問題起きるかもしれません。
そういえば、HEatって使いでのあるツールですよね~。
CのソースもMMLもこのドキュメントも全部HEatで書いていますから。
TaroPYONさんには感謝しないといけませんね。
そうそう、多分そのうち、FmRecとかPcmRecとか作る予定です。
386でも動くと思います(…無理かな?)。
期待しないで待っててください。
□ 連絡先
なにかありましたら、以下まで。絶対に郵便で。
返事が必要な場合、返信用封筒等の物をご用意ください。
〒441-03
愛知県 宝飯郡 御津町 大草 東郷 39
尾 藤 主 和